恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

京都造形芸術大学の公開ヌード講座がすごすぎる。行きたかった。

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またしても会田誠が世間を騒がせていますね。

会田誠美術館の完成を待ちわびている身としては、今回のセンズリ騒動にも大変強い関心を寄せております。

現在、環境型セクハラの被害を訴えている方に対して、ネット上では多方面から砲火が繰り返されていますが、わたしまでその砲兵連隊に列する気はありません。外野の人間までもが雑言を投げ飛ばせば、セカンドセクハラにもなりかねませんし。

現状、問題となっている講座の内容については、被害を訴えている方からの言い分と、センズリ本人による言い分が出てきているだけです。

実際の講座を見ていない以上、どのような文脈でセンズリがセンズリをセンズっちまったのか、正直よくわかりません。見もしないで人のオナニーを笑うなってやつです。

あと、被害を訴えている方がもっとも問題としているのは、その後の大学側の対応についてのようですし、外野の汁男優にすぎない私としては、今後の裁判の行方を無責任に楽しむのみです。

 

豪華すぎな講師陣によるヌード講座

それはそれとして、今回の舞台となった公開講座は「芸術の永遠のテーマ『ヌード』を通して美術史を知る 人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」という名前で行われたものみたいですね

講師の顔ぶれを見たら、驚きました。

篠山紀信会田誠鷹野隆大

講師6人のうち、半数の3人がヌード芸術で一線級というか、一線を超えちゃった人たち。強すぎるぞ、チンポ三銃士。

篠山紀信といえば、いわずとしれたサンタフェ宮沢りえの写真家であり、最近では(といっても10年前)青山霊園でヌード撮影して公然わいせつという栄誉に浴した方です。

会田センズリ誠については語るまでもない御仁ですが、森美術館の「天才でごめんなさい」のときには、女性団体からクレームを寄せられた実績を持っています。

そして、鷹野隆大。過去の展覧会で、愛知県警から作品撤去を指示された功績を誇っている方ですね。

この3人がそろい踏みなわけですから、京都造形芸術大学の狙いがパンティー越しにも透けて見えるってもんです。

惜しむらくは、この3人を呼んだにしては、講座のタイトルが穏当すぎなことです。羊頭狗肉とまでは言いませんが、羊の皮をかぶった亀頭ズルムケ狼男ぐらい。こころの純白無垢な方が間違って今回の講座を受講してしまったことこそが、今回のセンズリの発端でしょう。

そういう不幸を避けるためにも、看板をショッキングピンクで塗りたくって、スペルマホワイトでもブッカケとくべきだったんです。さすれば堂々とおちんちんを振りかざしたところで誰も文句を言えないはず。

 

20,000円ポッキリでアート抱き放題!

ところで、一線超えちゃってる3人以外の主な講師は、『ヌードの美術史』藤原えりみと、『かわいいジャポニスム』の沼田英子です。

これら5人の話を聞くのに必要な受講料が、たった20,000円なんですって。

20,000円ですよ。20,000円。安くないですか?

アートのバーゲンセールですよ。こんなの。

ソープランドの入浴料で考えたら、大衆店以下の激安店レベルです。

巣鴨の激安ソープに行ったら白石ひとみが出てきたみたいな僥倖でしょう。

こんな講座やってるの知ってたらパンツ履かないで行ってましたわ。受講した人たちがうらやましすぎる。さぞかし気持ちの良かったことでしょう。

というわけで、公開講座とやらを見てたら楽しそうなのがいっぱいあるんですね。

こういうのがあるんだって知れたんで、今回の騒ぎは最高の広告になったんじゃないでしょうか。京都造形大さん、裁判がんばってね!