東京都写真美術館で『中野正貴写真展「東京」』を見てきました。
中野正貴といえば、だれもいない東京を撮影した『TOKYO NOBODY』で有名な写真家。
この展覧会は、その「無人の東京」も含めて、中野正貴が30年以上にわたり撮影した「東京」だらけの展覧会です。
写真撮影オッケーなので撮り放題でした。
上の２枚は、原宿の竹下通り入口。
下の２枚は、渋谷センター街の奥にあったパチンコ屋。2020年現在ではカラオケ館になってるようです。
わたしは小学生の時分、絶対にセンター街を通りませんでした。遠回りになるとしても、使うのは必ず公園通りか東急本店通り（現在の文化村通り）。同級生や周囲の大人から、センター街に行ったらカツアゲされるぞ！と脅されていたのです。その強迫観念が残っているせいか、大人になった今でもセンター街を避けて歩きたがる癖があります。
無人の渋谷駅東口バスターミナル。今は無きかまぼこ屋根や、建設中のビックカメラ、そして東急文化会館へとつながる連絡通路が写ってますね。
十代のほとんどは、ここを通学路として利用していたので懐かしいです。
その昔、ランク王国という深夜番組がありました。あの番組を見てたら、街頭アンケートのコーナーに同級生が出てきて、ビックリしたことがあります。制服姿だったので、学校帰りに捕まったのでしょう。
その同級生が映ってた場所が、この連絡通路。そしてアンケートの質問は、ちょっぴりエッチな内容でした。
あの同級生が……あの娘が……あのビッチめがッ！！！
と青い性欲がおかしくなりそうになったのを強烈に思い出して今でも気が変になりそうです。
ほかにも旧パルコや電力館の写真もあったりで、どうしても生まれ育った渋谷にばかり焦点が行きがち。
もちろん渋谷以外の写真もたくさんありました。
東京観光する時間がなくても、ここに来れば一気にできますね。
帰りは目黒駅まで歩き、駅前のはなまるうどんで「生姜たまごあんかけ」を食べました。
丸亀製麺はよく見かけるけど、はなまるうどんはレアな気がしているので、見かけるとうれしいです。
では実際にはなまると丸亀、東京都内の店舗数ってどんなもんだろと調べてみました（2020年1月24日調べ）。ジャーン。
| 東京 | 23区 | |
|---|---|---|
| はなまる | 83 | 56 |
| 丸亀製麺 | 78 | 54 |
はなまるの方が多かった！
わたしは東京を知らなすぎる！！！
観測範囲による思い込みって怖いですね。以後、気をつけようと思いました。
