天王洲アイルのギャラリー「ANOMALY」(アノマリー)で、西野達の個展『やめられない習慣の本当の理由とその対処法』を見ました。
ギャラリーの最寄り駅は、りんかい線の天王洲アイルですが、目黒駅や品川駅から乗れるバスで行って昭和橋で降りると目の前でした。
ギャラリーや美大のキャンパスなど、アートコンテンツを集めた寺田倉庫の建物です。
建物の横には、なぜかパルシステムのトラックがたくさん停まってました。こんせんくんがいっぱい!
お目当てのギャラリーは、建物の4階。38人乗りのエレベーターで上がります。
アクション映画だったら必ず小競り合いが起きる空間なやつ。テンションも上がります。
古代ギリシャな石膏像を組み合わせて作ったキマイラな照明や、変な写真が飾ってあっておもしろいです。
ギャラリーの人の説明によると、これらの照明はシャンデリアということ。デッサンに使う石膏像をLEDの蛍光灯で照らすことでアートを破壊してるとか、そんな感じでした。
実際に生きてる木の枝に仏像を彫った作品。今は作品として鑑賞できるけど、歳月が経つとどうなっちゃうんだろうか。
切断された自動車や冷蔵庫、ベッドやソファーなどなどを街灯が貫通している作品。
ギャラリーの人曰く、街灯が主役の作品。ふだんだれからも意識されていない街灯が、日常の生活用品を串刺しにしているんだとか。なるほど痛快。
西野達の作品は、中目黒のレストランに常設されているみたいです。
この展覧会を理解するのにうってつけな記事ありました。
とってもおかしくおもしろい展覧会でした。
今年は美術館だけでなくギャラリーも攻めていきたいです。