SOMPO美術館で『絵画のゆくえ 2022』を鑑賞。
新進作家のコンクール『FACE』の、2019年から21年までの受賞作家を紹介する展覧会です。『FACE』は、昨年の2021年に初めて鑑賞したので、過去の受賞作品も見てみたいと思い、行ってきました。
とりわけ高見基秀の絵がよかったです。
去年のもいいなって思ったんですが、改めてまとめて鑑賞したら、すげえ好きだなって思いました。
二字熟語で言うと、寂寞・虚無・荒涼・不穏、そういう感触。
エドワード・ホッパー感あって好きです。
ほかに気になった作家は以下の通り。
齋藤詩織。
白の使い方が力強い。すがすがしい限りです。
川端龍子っぽくもある大胆さがおもしろい。
庄司朝美。
グロテスクだし、神々しさもあって美しい。アクリル板に絵の具という手法だそう。
コロナ禍に最適な宗教画ですね。
ほかにも興味深い作品がいっぱいありましたが、取り急ぎ以上です。
絵画のゆくえ 2022
SOMPO美術館
2022年1月14日~2月13日
10:00〜18:00
東京都新宿区西新宿1-26-1