川崎市岡本太郎美術館で第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)を鑑賞しました。
2020年に初めてTARO賞を鑑賞したとき、作品群のパワーとパッションとパンチの効いた3Pアートに感動したので、毎年行くようにしてます(2021年は記事がありませんが)。
とにかくTARO賞は、物量と執念で勝負!のガチンコ芸術賞なので、今回も出展者の情熱がバクハツしてました。各作品の感想は下記にて。
三塚新司「Slapstick」
会場に入ると、すぐに目に飛び込んでくる巨大バナナです。
素材はバルーンなので、送風機で風を送り込んで膨らませてる作品。
反対側から見る巨大バナナ。
シュガースポットなどのディテールが丁寧です。
手前:Yoko-Bon「Reincarnation」
奥:岡田杏里「Flor y Canto 花と歌」
祝祭感があふれてて、みんなハッピー。こういうカオス感がTARO賞の醍醐味です。
平良志季「Let's go☆鎖国」
礼拝所のように参加できるアトラクションなアート。
伊藤千史「書店レジ前の平台」
とても本屋です。
これ全部手に取って読むことができます。芸が細かい。
上のコミックスも読み放題の漫画喫茶なアート。
高田茉依「8,000,000」
八百万の神なアート。
この中に自分そっくりの顔があるとかないとか。
GengoRaw(石橋友也+新倉健人)「蒼頡」
人工知能なアート。
出店久夫「記憶断片つづれ織」
アンコールワットなアート。
ボーグ星人がいるのがツボ。
青山夢「弥勒モラトリアム」
冥府の入口なアート。
亡くなった子どもを供養するための婚礼絵馬が並んでます。
村上力「異形の森」
パブロ・ピカソなアート。
硬軟+stenographers「速記美術のエレメント」
オートマティスムなアート。
角文平「Fountain」
Fountain といえば泉なのでマルセル・デュシャンなアート。
ゴジラも石油ビッシャビシャ。
与那覇俊「巨人病院⑤(1%の体験記)」
今回いちばんやばめだったアート。
近くに寄って見てもまったくわけわかめ。
作品の見方の説明を読んでもまったくわからんけどめっちゃ良かった。
吉元れい花「The thread is Eros, It’s love!」
今回の岡本太郎賞です。
ぜひ現場に行って本物を見て欲しい刺繍アート。
織りなす布はいつか誰かをアートするかもしれません。
岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)は、無料で配ってる冊子が四色刷りでとても豪華。
懇切丁寧な作品解説が載ってるので永久保存版です。
昼食は、美術館のカフェテリアTAROへ行きました。
オムハヤシライスを美味しくペロリしました。
鬱憤の溜まるご時世ですが、みんなもバクハツしてこ!
第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)
川崎市岡本太郎美術館
2022年2月19日~5月15日
9:30~17:00
川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
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