恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。音楽とアートと映画と野球は、もっと好きなようです。

『コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー<バンド>』東京の感想(コレちゃんがアイドルになっちゃった)

こんばんわ。コレサワは、イケメンと高価なものが大好き! そんな欲望に忠実すぎるコレちゃんにワンワンワンと、忠犬のごとく寄り添うブログです。

 

『コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー』に参加してきました! 今回は、バンド形式。私が行った会場は、新潟・香川・鹿児島、そして東京の2回でした。

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今回は主に東京ファイナルの感想ですが、東京セミファイナルや他の会場のこともちょっと触れます。東京の会場は2回とも、昭和女子大学人見記念講堂。この会場でやるのは、昨年末の『コレシアター』以来です。

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ちなみにもっと前だと、コロナ禍の『冬に会えたら』のときに半分以下のキャパで開催されたことがあります。

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もう二度とライブを見ることができないのでは、と思えた2020年。いろいろ不自由な世の中になってたけど、ひさしぶりにコレちゃんに会えたあのとき。

 

ステージと客席の間には白くて薄い幕が下がっており、そのまま開演。アクリル板で人と人とが分断されていたコロナ禍。その現実を、会場で再現したかのような切ない舞台装置。

 

そして1曲目の「ご褒美みたいな日」は、まさにこの日のありがたさをそのまま表現してるかのような曲でした。そして「バックアップ」へと流れ込み、薄い幕は取り払われ、コレちゃんとバンドのスペシャルなガールズがくっきり登場。ぴょんぴょんと元気に跳ねるコレちゃんを見て、感動が感動でした。

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声を出してはいけないし、「かわいいよ!」なんて叫ぶことも当然できず、手拍子で応援することしかできない。でも、ライブを、コレちゃんをまた見ることができたあの日の喜びを、未だに思い出します。というかこれ書いてたらまた泣きそう。いつもの日常を大切にしよう。

 

という風に過去の感想をずっと書いてたらおじいちゃんになっちゃうので、東京ファイナルのセトリはこちら。

  1. かわいいもん
  2. SPARK!!
  3. あたしを彼女にしたいなら
  4. にゃんにゃんにゃん
  5. ぷんぷん
  6. デートの前の夜に
  7. トーキョー
  8. ほっぺた
  9. きっと夏
  10. 最上級にかわいいの!
  11. お嫁さんになるの
  12. 君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん
  13. 浮気したらあかんで
  14. 元彼女のみなさまへ
  15. 東京コロッケ
  16. SSW
  17. あたしを選ばなかった君へ
  18. ファミレスへGO!
  19. ♡人生♡

 

今回のバンド形式のツアーは、セトリが基本的に2パターン。赤文字7曲目9曲目の組み合わせが、会場によって違いました。

 

新潟香川は、「この恋はスクープされない」「きっと夏」鹿児島セミ東京は、「夜にして」「あたしが死んでも」。そしてファイナル東京では、7曲目で特別に「トーキョー」をやってくれました。

 

 

ライブのスタートは、弾き語りのときと同じく「かわいいもん」

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今だからこそ本音を言うと、今回のバンド形式に参加してからずっと戸惑ってました。私は一体、何を見ているんだろうかと。

 

今までずっとシンガーソングライターとしてのコレちゃんや、ロックでかっこいいコレちゃん、言わんでもいいトークでハラハラさせるコレちゃんなどを楽しんできましたが、とうとうアイドルが爆誕したのです。

 

とき宣に楽曲提供していっしょにライブやったり、ひよりん(吉川ひより)に誕生日を祝ってもらったりのせいかは知らんけど、コレちゃんがとうとう何かに目覚めちゃったみたい。

 

フリフリのかわいい衣装を身にまとい、なんてったってアイドル~とでも言わんばかりの振付で「❤きゅるんきゅるんしちゃってかわいいも~ん❤」とか歌いやがるんですよ。

 

コレちゃんは、元々かわいいので路線的には間違ってないとは思うけど、私が応援してた人こんなんだったっけ? 私この場所にいていいんかな? と不安に襲われる毎日でした。

 

そもそも今のアイドルって一人で活動しないし、基本的にグループでしょ。でもコレちゃん、このご時世にひとりでアイドルやろうとしてるんですよ。昭和なのかな?

 

 

で、次の曲でも困っちゃいます。ロックでパンクなノリが炸裂するアップチューンな「SPARK!!」。

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さっきまで「❤❤❤どんなあたしもかわいいも~ん❤❤❤」と、ブリブリにアイドルぶってた人が、いきなりパンクにロックをかましてくる。もう分かんないんですよ。この人が何を目指してるのか。

 

バンドメンバーの技量は相変わらずどころか更にパワーアップしてて、しょーこさんのベースの音もベンベンに響いてます。アイドルやポップのレベルじゃないだろってぐらいに、バンドの音響がロックでラウド

 

そんな狂騒の中を、目の前でお姫様みたいな人が、アイドルとロッカーを交錯させたままずっと飛び跳ねてる。このカオスを一体どう受け止めるべきなのか。

 

 

続いては、コレちゃんの鉄板曲「あたしを彼女にしたいなら」

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いつものように最後でけいちゃんのギターソロが爆発して、やっぱコレサワってハードロックだわと思ってたら、次はおもむろに猫の耳を付けて「にゃんにゃんにゃん」でしょ。「愛してるにゃ❤」とか歌っちゃうの。

 

この行ったり来たりするノリを、みんなどういう風に思ってんだろ。今までは当たり前のように見てたけど、冷静に考えたら異常だと思いませんか。いよいよ理解が追い付かない。

 

「デートの前の夜」にでは、おっさんにだけ2回も「かわいいよ」を叫ばせるし、この罰ゲームも何なんだろうか。極楽と奈落が、交互に押し寄せてくる感じ。

 

 

そんで「東京ー!」と叫ぶから、会場を盛り上げるコールかと思ったら、昔の名曲「トーキョー」をぶち上げてきちゃう。

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めちゃくちゃうれしいよね!っていう。バンドも昔以上に息が合ってて迫力のある音が出てるし、けいちゃんもすげえ勢いでギターをジャカジャカ掻き鳴らしてるし。もう最高ですっ!ていう。

 

そして「最上級にかわいいの!」で、またしてもアイドルが降臨しちゃうわけ。あれもこれもやりたがる欲張りプリンセスなの。

 

セミファイナルの時は、下手のしょーこさんサイドの前方席だったので、コレちゃんがお立ち台から「かわいいー」を会場に要求するお顔がよく見えたんです。

 

その3回目ぐらいのときかな、コレちゃんがすげえご満悦な様子で、今まで見たことないような恍惚の表情を浮かべてんの。もうゾクゾクしました。ああいうのを妖艶っていうんでしょうかね。なんかとってもよかったです。

 

 

そのあとコレちゃんは一旦退場し、バンドメンバーだけでジャムセッションの味わいあるカッコいいインスト。70年代的なフュージョンやジャズ・ファンクっぽい、ハービー・ハンコック的な感じの素敵な曲でした(参考曲:カメレオン)。

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この時間、お客さんの中には休憩タイムにして座る人もチラホラ。私は基本的に元気な人間なのでずっと立ってましたが、それぞれの体力状況に応じて休めるときに休んでいいと思います。ライブは長丁場だからね。

 

 

インストが終わると、荘厳なBGMの中をコレちゃんがウェディング風の出で立ちで、ステージの端からしずしずと登場。

 

新潟などのライブハウスは、こじんまりしたステージだったけど、東京はやっぱでかいので、コレちゃんが中央に来るまでのアプローチが長い。会場によって距離が違うので、前奏を引っ張って登場するタイミングを合わせてるんだろうか。 

 

コレちゃん渾身のウェディングソング「お嫁さんになるの」がスタート。

 

もうね、序盤のアイドル姿をずっと見てきたせいか、コレちゃんの歌ってる姿が山口百恵松田聖子に見えてくるんですよ。リズムを軽く取って揺れながら歌う姿は、もう昭和の歌謡アイドル。もはや今が令和かどうかも怪しくなってくる。

 

現代では「お嫁さん」という言葉もあまり使われなくなってきてるし、歌詞的には関白宣言の女性バージョンみたいな感じもある。コレちゃんが、いろんなスタイルを好き勝手に駆け抜けてるので、本当に混乱が止まらない。この人は本気で何になろうとしてるのか。

 

曲が終わるとブーケを客席に投げ入れて終了。弾き語りのときはお花を3本ほど投げてましたが、バンド形式ではブーケを1個だけ。受け取れた人は、幸せ確実ですね。

 

そして「君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん」という素晴らしい流れ。その曲で本来はハッピーエンドなのに、またそこから「浮気したらあかんで」「元彼女のみなさまへ」を繰り出してくる。しっかりと現実に引き戻すセトリの構成も憎いというかなんというか、高ぶる感情の休まる暇がない。

 

 

そして、なんでこのタイミングでセトリに入れてくるのか、謎は深まるばかりの「東京コロッケ」

 

今は夏だし、夏といえば祭りだし、祭りといえばコレちゃんが大阪の屋台で食べてた「東京コロッケ」ということでの選曲っぽいです。バンドメンバーにハッピを着せて、コロッケのかぶり物をさせたスタッフに屋台ののぼりを振らせるという演出。

 

この曲は、BS-TBSの番組『サンド伊達のコロッケあがってます』の主題歌に使われてて、今年の4月からは番組バージョンの歌詞をコレちゃんが新たに提供中。なので、改めて推してくぞ!ということでしょうか。

bs.tbs.co.jp

 

ちなみにこの番組では、コレちゃんがナレーションもやってるので、BS見られる人は見てね。下の予告でも伊達ちゃんバージョンの曲とナレーションが、ちょっと聴けます。

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開演前からステージの左右に階段が設置してあったので、コレシアターのときみたいにトリの曲で降りてくるんだろうなと思ってたら、まさかの「東京コロッケ」で客席に降臨!場内を練り歩きながらサインボールを投げるというサービスタイムの開始です。

 

確かにステージからボールを投げても後ろのほうには届かないので、客席に入り込んで投げるのはナイスアイデアだなと納得。

 

このときのコレちゃんのルートを座席表で説明しますね。

セミファイナルのときが、青色のルートです。曲の途中ぐらいから階段を下りて、あまり立ち止まったりもせず、スムーズに移動してました。

 

そんでファイナルが、赤色のルート。曲が始まるやすぐに階段を下りて端っこのほうに行くぞと思ったら、会場前方の出入り口(図のコロッケ揚げてる絵のとこ)を即席のステージにして歌いやがるんですよ。何やってんのこの人。

 

そこから曲の終わり間際まで、場内をひとり花魁道中やってました。どういうつもりなのかほんとにわからん。政治の世界でも目指すんか?ってぐらいの勢いで顔を売りまくってました。

 

 

しっかりと場があたたまったところで(最初からアツアツだけど)「SSW」に突入し、さらにアルバムのリード曲「あたしを選ばなかった君へ」

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ライブで聴くたんびに最高だ!と個人的には惚れ込んでる曲です。コレちゃんの曲の中でもかなり強めのロックで、ドープなノリもあるのでライブでヘドバンしたくなる(メタルの客層ではないので控えめにやってます)。

 

 

みんなで合唱しよう!「ファミレスへGo!」

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会場には最初から左右にキャノン砲が設置してあったので、トリの曲で使うんだろうなと思ってたら、最初の「ファミレスへGo!!!!!」のタイミングでゴールドとピンクの銀テが発射!

 

弾き語りのときはコレちゃんがハモリ我慢を仕掛けて観客が大混乱に陥ってましたが、バンド形式ではそういうこともなく、会場が一体となって大合唱してました。

 

 

最後は定番の「♡人生♡」で終了。

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最近のコレちゃんのライブはアンコールをやらなくなってて、2024年からは「♡人生♡」がトリを飾るのがお約束です。フェスでも、この曲が必ず最後。そう思ってれば間違いない(とか思ってるとパターン変えてくるのがコレちゃんなので確実とは言えないかも)。

 

ちなみに、2025年正月にコレちゃんがラジオをやってて、そこで清竜人25「Will♡You♡Marry♡Me?」を紹介してました。

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この曲のサビのラストに「Everyday! Everyway! Everyone! Everynight! Everytime!」などのフレーズがありますが、コレちゃん「♡人生♡」「決めた 君と 君と 君と 君と 君と」が同じノリなんですね。

 

清竜人25の曲が元ネタだったんだってことを、そのとき初めて聴いて気付きました。曲名に「♡」を使ってるのもオマージュなんでしょうね。

 

 

というわけで、公式のライブレポートも出てました。

prtimes.jp

 

そして2025年8月9日は、コレちゃんの🎊メジャーデビュー8周年🎊の日です!

 

「おかげ」が「おか」になってますが、大事な文章で噛んじゃうとこもコレちゃんならではのご愛嬌。


それはそれとして、8周年という数字をキン肉マンメソッドで考えてみます。つまり、を横にしたら無限大(∞)! つまり、実質これからもコレちゃんの活躍は無限大!

 

ギャル霊媒師さんの占いによると、コレちゃんの右肩には金の龍がついてるらしいので、イメージ画像を作りました。熊と龍のコラボとか最強すぎる。これからもガッポリ儲けてね!

 

 

私が次に行くのは、振替公演となる青森の弾き語り。もともとは行く予定じゃなかったのに、払い戻されたチケットが売り出された瞬間、秒で買ってました。これが武道館に上がる前のコレちゃんを最後に見る機会。そしてその次は武道館! うわー楽しみ!!!

 

コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー<バンド>【東京】
2025年8月3日
昭和女子大学人見記念講堂
東京都世田谷区太子堂1-7-57