恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読書する副都心線。

仕事で毎日、目黒区から池袋方面へと足繁く通っている。けれども、8月からは完全内勤にもどることとなった。半地下の空間で猥褻に勤しむ卑猥な生活が、またぞろ始まるのだ。 なので、もう外に出ることもなかりけり、昼飯情報をせっせと集めるために読んでい…

印象派が征服した世界の光景。

フィリップ・フックとかいう人の『印象派はこうして世界を征服した』の中にも出てくるエピソードだけど、印象派の絵画がパリで初めて披露されたとき、その展覧会に訪れた人たちの多くが憤慨したという。今までの西洋の絵画というものは、写実的であるのが当…

【ネタバレ注意】「ぼくのエリ 200歳の少女」のスクラッチ修正の向こう側。

傑作「ぼくのエリ 200歳の少女」ですが、手放しに褒めたたえるわけにも参りません。 まずもって邦題がひどい。そしてその邦題を正当化するために施されたとしか思えない、そんな映像修正が重要なショットで為されている。これは由々しき問題です。 この修正…

夏だ!プールだ!地獄絵図!

暑いですね。猛暑ですね。プールに入りたいです。 というわけで傑作「ぼくのエリ 200歳の少女」を観ました。銀座で。ほぼ満席。客層の年齢は高め。そして、この映画、あらかじめ言いましたが傑作。 この先、観たまんまの感想を書くだけですので、ネタバレ的…

トゥインキーを食べすぎるとハーヴェイ・ミルクじゃなくてゾンビを殺したくなる。

そしてハンバーガーを食べると豚じゃなくてゾンビになるのだ。要注意。 なにか食べるんなら断然ピザがいいぞ!そして飲み物はマウンテンデューな!

ダイナマンを見習え。

主人公の顔がミニラっぽい「エアベンダー」を観た。109シネマズ川崎の3Dで。 M・ナイト・シャマランといえば、「シックス・センス」は佳作であったが、「アンブレイカブル」以降は撮る映画のすべてがケッサクだらけという、誰もが認める素晴らしい映画監督…

アメリカ人はアソコもでかけりゃ、フクロもフトコロもでかい。

「恐怖」、「ザ・コーヴ」と観た日のラストの3本目は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」。渋谷で。 先の2本で悶々としていた気ふさぎが一気に解消。おもしろかった。ただ、ただ、おもしろかった。

現世は夢、夜の夢こそまこと。

ならば、まことである夢をスクリーンに映し出す映画も同じくまこと。 というわけで「インセプション」を観た。109シネマズ川崎のIMAXシアターで。*1「マトリックス」以上に、精神科医が構造を分析したがる映画の登場。この映画は予備知識なしに観るほうが特…

もっと素敵な冴えた殺り方を。

「ザ・コーヴ」を観ました。渋谷はシアター・イメージフォーラムで。 おお、おもしろい! でも最低。 マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」のときと同じで、語り口はとってもおもしろいんだけど、手法やら志やらがホント最低。自分たちの…

借りたら返せ。

「借りぐらしのアリエッティ」を観た。いつもの豊洲で。踊る3のときと同じように、自分ちで観てるつもりになってる観客が多い。 自分たちの生活の営みを、「狩り」ではなく「借り」と表しているのがおもしろかった。でもアリエッティたちがやってることは「…

難病ブームにノーを今さら突きつけた踊る3。

内田有紀は今年で35歳。 イルカの話をしようと思ってたけど、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」を観たので変更。別にいてもたってもいられないなんてことじゃなくて、次の日にでもなったら何にも覚えてない可能性が高いので、今のうちに書き留…

つまらないという恐怖。

昨日は健康診断へ行くついでに会社を休み、オルセー美術館展に行って、そのあと映画を三本ハシゴー。 で、一本目は「恐怖」。テアトル新宿で鑑賞。94分のうち60分ぐらい寝ました。申し訳ない限り。 始まってすぐ、古いビデオ映像が流れる。どうやらどこかの…

印象派といえばマネ、象印派といえば土居まさる。

印象派という言葉は知っているけど、具体的にどのへんの画家を指すのか、どういう絵を示すのか、ほとんど知らんほどに芸術音痴。 なので、ずいぶん前になるけど、吉川節子『印象派の誕生―マネとモネ』という本を読んでみた。 すこぶるおもしろかった。

成長しないものだけが届けられる感動。

トイ・ストーリー3を観た。3Dの字幕版。豊洲は1番スクリーンのE列で。*1 アニメのキャラクターは成長しない。*2ミッキーマウスしかり、サザエさんしかり。与えられた固有の性質だけをずっとそのままにして、彼らの時はずっと止まったままだ。それはトイ…

ホコリから身を守るライフハック。じゃなくてただの愚痴。なんの役にも立ちません。

林間学校やら修学旅行やらの楽しみのひとつ、夜の枕投げに参加できない体質の持ち主です、わたしは。 なぜなら。

あれ。

先日、あれが出た。あれが出てからというもの、部屋で黒いものが目の端に映るとビクってなる。 ビク!

「オッス!おら悟空!」と「蒼井!そらゴックン!」は、特に似てない模様、そら模様。

蒼井そらの『ぶっちゃけ蒼井そら』を読んだ。 ぬける青空のように、透き通っていて、健康的で、一本気。仕事に対する蒼井そらの心構えには胸を打たれた。最近いろんなことをおろそかにしてて、まったくもって自分が面目ない。

カリコリ。

会田誠の『カリコリせんとや生まれけむ』を読んだ。 小説だと勝手に思い込んで読み始めたらエッセイ集だったのであら驚いた。臆断はいけませんことよ。 会田誠の描く少女画からは匂い立つほどの性欲っていうものがほとんど感じられない。

わしゃ乙女か。

※写真は本文と関係ありません。たぶん。 今日は代官山で昼めし。 恵比寿の有名もつ鍋屋の姉妹店で、水炊きのお店が代官山にある。そこが今月からランチを始めたということなので、丸の内OL気分で行ってみた。丸の内OLといえば、自分探しよりランチ探しに…

消化不良だったけど「Sasha Grey」で画像検索して慰撫したらスッキリした。

「ガールフレンド・エクスペリエンス」を観ました。渋谷はシネマライズで。スクリーンがひとつになってからのシネマライズは初めて。やっぱ地下のほうのスクリーンを残して欲しかった。あっちのほうが見やすかったのにな。 で、映画の感想なんだけど。

オリジナルをうんぬんするのは難しい。

「時そば」といえば有名な落語の演目だ。有名すぎるのでいちいち紹介するのは野暮かもしれないけど、はばかりながらも親切心を発揮して紹介するとこんな噺だ。 そば屋で十六文の勘定を払うときに、客が「一つ、二つ、三つ……」と一文ずつ出していく。「八つ」…

太陽石油。

わりかし近所にあるけど、太陽石油(SOLATO)でガソリンを入れたことはない。 ゚A゚

真俯瞰撮影。

今回のワールドカップで、気になってること。もしかしたら前回からあったのかもしれないけど、フィールドの上空を飛び回っているカメラがいる。 で、リプレイのときなんかに、そのカメラからの映像が紹介される。 真上からフィールドを撮し、選手たちが上下…

別れた女が会いに来たときは要注意。

カントリーが好きだ。 いつごろからカントリーを好きだったのか、それは定かでないが、物心つくかつかないころから今に至るまで、カントリーの響きを聞くと、無性に心が落ち着く。耳に異常に馴染む。もしかして私はアメリカ人なんじゃないか、本当の親は別の…