恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

【ネタバレ注意】「ぼくのエリ 200歳の少女」のスクラッチ修正の向こう側。


傑作「ぼくのエリ 200歳の少女」ですが、手放しに褒めたたえるわけにも参りません。
まずもって邦題がひどい。そしてその邦題を正当化するために施されたとしか思えない、そんな映像修正が重要なショットで為されている。これは由々しき問題です。
この修正は、観客がするべき自由な解釈を妨げるものであり、私事ではあるが千九百円(ネットの座席予約で買ったので、システム料まで含まれた金額)払ってるというのに値段通りのものを見せないとはけしからんし、修正があるなら修正があると前もって断るべきだし、しかし断ったからと言って許さんし、そもそも見たいものを見せろ。正しき者を中に入れて、正しき映画を中でやれ。「フローズン・タイム」は、おまんこ無修正だったぞ。大きいスクリーンで鑑賞するおまんこは、まさに文字通りの大陰唇でした。
なお、修正に関してはパンフレットに書いてあるらしいけど、パンフ買わなきゃ映像の意味を解せない映画なんて馬鹿げてるし、原作ではこういう設定だから映画もこうなのだエヘン、監督がかくかくしかじか述べてるんだからこう観てつかぁさい、あぁうるせっ! 死ね! プールで死ね! ともかく、そういう外部参照のススメは勘弁してください。参考書が必要なのは受験勉強だけで結構。
というわけで、日本では愚劣なスクラッチで修正されましたが、修正前の画像がなぜか偶然にも下にありました。後はご自由に。