恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

2012-01-01から1年間の記事一覧

★2012年映画ベスト12+α★

2012年は77本の映画を劇場でみました。 今年の後半、諸般の私的な事情により、映画をみる回数が激減。来年はみる本数がもっと減ると思う。でも絶対にみたい映画は絶対にみます。 で、今年の映画ベスト12。よそ様のところに投票したベスト映画と違うのはご愛…

いのちだいじに。

ひとりひとり確実に殺していくさまを、適当に端折ったりすることなく、克明に映し出しており、映画『悪の教典』は命のなんたるかを大切に描いた作品だなと、いたく感動しました。 人々の価値があらん限りに安く値踏みされる厳しい時代ではありますが、大島優…

野毛はクサい。

パソコンをボカスカ打ちやすくするチェアが欲しいなと思い、横浜は高島町の駅で降りて、野毛ちかくの中古オフィス家具屋さんに行ってみたんだけど。

『アウトレイジ ビヨンド』でヤクザの黒塗りの車が国交省に乗り付けるショットとか、『愛のむきだし』で満島ひかりが拉致されるショットとか、車体や車窓にカメラマンたち制作スタッフが映りこんでいるショットがあると、ホドロフスキー『ホーリー・マウンテ…

そのむかし、多摩川の向こうには何も無かった。もしくは外国。

今でこそ多摩川のちょっと以西に住んでいるので、東京から多摩川を越えた先にも街があり、人が息をし、やがて息絶えるという、当たり前すぎる当然のありさまが真っ当に想像できている。

東急田園都市線で打線を組んだら。

南武線の駅で打線を組んだ話にオラが路線感情は一触即発、東急田園都市線で打線を組んだらどうなるものかと考えてみた。

次のアウトレイジにはソン・ガンホが出てくるんじゃないかという。

『アウトレイジ ビヨンド』で大友のバックにアッチ系がいるのであれば、三部作の掉尾を飾るであろう次の『アウトレイジ ジエンド』ではソン・ガンホが大暴れするだろうという予感があるような無いような。

リーアム・ニーソンを雪山に放り出したらどうなるのか?

トニー・スコットを追悼すべく、彼が製作総指揮をした『THE GREY 凍える太陽』をみました。ららぽーと横浜のTOHOシネマズで。 一行で言うなれば、おっさんどもがオオカミどもと雪の中でひたすらじゃれあいっこする映画。 まさに、おおかみどもとおっさんと雪…

ダークナイトを褒めている人は三丁目の夕日も褒めています。

『ダークナイト ライジング』をみました。南町田は109シネマズのIMAXで。

おっぱいに敬意を表して。

『ヘルタースケルター』をみました。川崎はチネチッタで。 沢尻エリカのおっぱいに免じて最後までみましたが、性交時における結合部を花瓶で隠すなど、昭和のアダルトビデオを髣髴とさせる所業がそこかしこ、それこそ原作が生まれるよりもっと前、三十年ほど…

さっさと帰れよ。

衝動買いした森永のカスタードプリンふんわりミルクムースをサカナに発泡酒。安っぽい味のカスタードクリームの下から出てくる粗末な風味のプリンがこんな夜にはよく似合う。 『きっと ここが帰る場所』をみた。川崎はチネチッタで。

北欧の血を継ぐもの。

エマ・ストーンをみました。109シネマズ川崎の『アメイジング・スパイダーマン』 IMAX 3D で。

めでたし、めでたし。

『おおかみこどもの雨と雪』をみました。川崎の109シネマズで。初日の初回。

自然がにくにくしい。

「マックス・エルンスト−フィギュア×スケープ」をみました。横浜美術館で。 樹木とは名ばかりの細長い直方体の物体がぎっしり並列している風景。 そんな状況を森と呼んでしまうエルンストの自然観。 エルンストの描く、無機的な自然の風景にふれると、こころ…

意味が知りたいとガールズはトーク。

『別離』をみた。渋谷。改装してからは初めてのル・シネマ。いつの間にやら全席指定制度になってました。 上映終了後、近くにいたガールズのトークが聞こえてきたので紹介。

泣けるゾンビ映画。

ビックリしたい! とか。ドキドキしたい! とか。臓物をぶちまけろ! とか。 みんながホラー映画やゾンビ映画に期待するものといえば、要するにぶったまげであって、感動して涙を流したいなんて人は、まずいない。 『バタリアン』の最後、核爆弾で街ごと吹っ…

いいちこ片手にみる映画ではなかった。

映画が始まるまでに小一時間ある。そういえば家の常備酒が切れそうだった。ららぽーと横浜に併設のイトーヨーカドーで、いいちこ一升の紙パックを買う。酒なんてものは酔えればいいんだ。でも4リッターの大五郎を買うほどには落ちぶれちゃいません。そんな…

虚々とりまぜて。

いろいろとりどりみました。

実家に帰らせていただきます。 http://d.hatena.ne.jp/mondobizarro/

出戻りです。

どんな映画だって映画愛にあふれてる。

『ヒューゴの不思議な発明』をみました。3D字幕版をTOHOシネマズ川崎で。 結論から言えば、あまり好きじゃない。『ニュー・シネマ・パラダイス』や『落下の王国』もあまり好きじゃない。つまりそういうことなのです。 そもそも映画愛ってのは、映画そのもの…

セッ

毎日アダルトビデオを点検することで日銭を稼いでいる身としては、セックスなんざ見飽きてるっていうのが、チンポに賭けて偽らざる本音なわけです。 セックスを描いた映画といえば色々あるだろうと思うけど、キューブリックの『アイズ ワイド シャット』、こ…

スピルバーグ『戦火の馬』は傑作ではない。

そもそも『戦火の馬』はどこか妙ちくりん。 父親が競売で手に入れた馬を家に連れて帰ってきたとき、出迎えた母親と息子のシーン。 母親のすぐ隣には息子がいるはずなのに。 父親と母親のやり取りの中での切り返しのとき、母親の隣には映るべき息子が映ってい…

時は映画なり。

わたしたちがあるがままに根っこから世界に存在するならば、死という可能性へ突き進むしかない自分を振りかえりつづけよう。未来をすばらしく夢想するのと同じくして、過去をあるがままにながめて己の非凡さを察しよう。そうして出会ってしまった現在に視線…

ものすごくドラゴン。

「ドラゴン・タトゥーの女」をみた人の感想をわたしが聞き書き。 移民の歌が伴奏の予告編はすごく良かったし、オープニングも良かった。そこだけ良かった感じもあるので、正直なところ出オチの感じはする。 終わってみれば「おもしろかったのかな?」って感…

ディカプリオの呪いを解くのはだれか?

いろんなレオナルド・ディカプリオをみた。とりどりの場所で。 ディカプリオって、いい役者だ。 そう確信できたのがいつだったか、どうにも記憶がハッキリしない。 深夜のテレビでみた「ザ・ビーチ」で、気の触れた彼が地獄の黙示録よろしく、ヒルを口にくわ…

好きです、川崎、あかばねも。

新しいか古いかでいったら、果てしなく古いだろうとは思う。 今そして現在の切っ先が、まぶたの裏をチクチクとくすぐる感覚、つまり「サウダーヂ」や「NINIFUNI」が見せつけてくれたような、どうにもならなさってのはまるで無いように思う。 でも、こういう…

地球終了。

すべては始まりにおいて提示されている。 すべてが見えてしまうのならば仕方あるまい。 彼女の幻視に従うしかない。 かくして現実は幻想のミメーシスと化す。 芸術こそが先に立つべきであり、人生は芸術の下僕にすぎず、世界は芸術の後塵を拝して、尻尾を振…

監獄のとびらを開けるのは他人。

天気は終日くもりだっていうから、信じてチケットをネットで前もって買ってみましたら、天の配剤のおかげもあって、小雪吹きすさぶ国道一号線を、いつも通り川崎ナンバーの自動車にあおられながらのブロロロロとなりました。 さむさで感覚ゾンビにおちいった…

月9。

「人生はビギナーズ」をみた。川崎はチネチッタで。 メラニーやユアンやメラニーやメラニーやロランが好きっていうか金髪が好きです。 ユアン・マクレガーはイラストレーター。 メラニー・ロランは金持ちの娘で女優志望、気の向くままに世界各地を転々。 ユ…