恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

時は映画なり。

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わたしたちがあるがままに根っこから世界に存在するならば、死という可能性へ突き進むしかない自分を振りかえりつづけよう。未来をすばらしく夢想するのと同じくして、過去をあるがままにながめて己の非凡さを察しよう。そうして出会ってしまった現在に視線をやることで、自分の存在が紐解かれてゆく。すなわち過去と未来のある現在に、わたしたち人間は存在し、わたしたちと一緒に時間がありました。
ハイデガーが言ったとか筒井康隆が言ったとか。
 
TIME/タイム」をみた。川崎は109シネマズで。
 
この物語が小説であったらどうなのか。
妻の母、妻、娘。
すべてが等しく25歳の容貌。
それを言葉で示したところで実感には辿りつけない。
映画ならではの現実がそこにはあった。