恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

ホコリから身を守るライフハック。じゃなくてただの愚痴。なんの役にも立ちません。


林間学校やら修学旅行やらの楽しみのひとつ、夜の枕投げに参加できない体質の持ち主です、わたしは。
なぜなら。

アレルギーの血液検査をすると、検査結果のグラフでハウスダストの項目が枠から飛び出てぶっちぎり。
そう、ホコリが大敵。
なので、にっくきホコリをやっつける道具は常に手元に欠かせません。今まではクイックルワイパーのハンディタイプを使っていました。
ですが、使い続けていればクイックルさんにホコリが集まり続けるのは避けられないわけで。
頼もしく正義の味方であったクイックルさんが、いつしかもっとも忌み嫌うホコリの固まりになってしまう。まったくもって愛憎は表裏一体です。もちろんある程度に使い込まれたクイックルさんは使い捨てにして新しく付け替えるわけですが、これってあんま経済的じゃないんだよねって常々思ってました。常の字を見て思いだしたけど、「常田富士雄」の読み方って「つねたふじお」じゃなくて「ときたふじお」なんだよ、いつも間違えちゃう。
ともかく、薄給ファッキューのわたしとしては、少しでも切る身銭を少なくしたいもの。とか常々思ってるの。「常」って字は、フックショットを手でぶら下げてる形にいつも見えます。フックショットってなに? ゼルダをやれゼルダを。
などと思っていたら、無印○品がマイクロファイバーのミニハンディモップとかいうのを出したわけ。

説明によると、超ゴンボソファイバーさんがホコリを掻き集めてやるし、洗って繰り返し使用できるようにしてやったぞとか言ってる。もう歓喜しちゃった。速効クイックルさん捨てちゃった。
で、もちろん買ったわけ。
で、使ってみたわけ。
そしたらさ。
あんまふわふわしてないわけ。
クイックルさんとは違って可変性に欠けるっていうのかな、ありとあらゆる隙間に突っ込んでみても、ぬぷぷぷって感じに気持ちよく入ってくれないわけ。
とりあえず洗ってみたわけ。
なんかめんどくさいわけ。夢精したときのパンツをゴシゴシ洗ってるかのような虚しさと情けなさと心弱さに襲われるわけ。要するにダルい。
んで、そんな物足りない無印ファイバーさんなんだけど、ともかく文句を言いたいのは色よ、色、カラー。
なにをトチ狂ってるのか知らんけど、この無印ファイバーは灰色なんだよ。俺たちの住んでいる世の中といっしょで灰色。だから拭き取ってもホコリが付いてるんだかなんだかわけわかめ。まるで見分けが付かんの、目くらましなの、迷彩なの。
というわけで無印ファイバーを買っちゃった人はピンクに染毛するといいと思います。でもわたしは染毛剤を買うお金でクイックルさんを買い直します。あと「鼻フックファック」って言葉は語感が良くて好きです。