去年のことなので、鬼には笑われないけど、天使に叱られそうな話です。
すっかり記憶が過去の世界遺産ですが、【コレサワ ワンマンツアー 2017 君の街にいくカラー 〜仲間編〜】に行きました。渋谷WWWのツーデイズを鑑賞。
WWWはシネマライズ時代は幾度となく通った映画館です。今でも大好きな映画、『モンスター』『ラストデイズ』『レスラー』『永遠の僕たち』、どれもこれもここで観ました。ガス・ヴァン・サントの映画はここで観る！ そんな時代もありました。なつかしい。そんなシネマライズのサイトがまだ存在してるのにはビックリです。杉本博司が『劇場』を撮ってたので、金があったら欲しいYO！と心底思う。なお、ライブスペースになってからは初めて行きました。
６月のライブ終了時の余熱テンションで、ツーデイズのチケット取っちゃいましたが、趣向が違ったり曲を変えてきたりだったので、両日行っておいて本当に良かったです。
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２日とも前半は昔の曲をやりつつ、後半はレコ発ツアーらしく、アルバムの曲ツルベ打ちしながら新曲もやっちゃうという構成で、新旧のファンが共にニッコリできるライブでした。
◇１日目だけ演奏した曲：君とぬいぐるみ・24歳
◇２日目だけ演奏した曲：お願いサンタクロース・いたいいたい
◇両日ともにアルバム『コレカラー』から演奏しなかった曲：女子諸君
２日目の「サンタがいるなら、本当に欲しいものを歌にしました」という『お願いサンタクロース』。歌詞の一人称に「ぼく」が使われているので、最近のコレサワっぽくない曲だと思ったら、1st EP『君のバンド』よりもっと前に限定CDで販売してた曲だそう。
同じように歌詞で「ぼく」を使っている『たばこ』を作ったころの曲なのでしょうか。この曲は、クリスマス時期にしか演奏しないとのこと。アレンジの中に３曲クリスマスソングをまぎれこませてて季節感あって、歳時ほんと大事。年末時期のライブではセトリ確信の一曲ですね。
ツーデイズ１日目には、ゆるキャラバンド「コレちゃんズ」が勢ぞろいして、『死ぬこと以外かすり傷』を生披露。このときだけカメラ撮影オッケーだったので、みんな気が狂ったようにパシャパシャ撮ってました。当然、私もバンド紹介のときに動画を撮影。
コレちゃんズ バンド紹介
ゆるキャラは間近で見るとハイパーでかくて、ステージに並んだら横並びパツパツでした。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のジャケ写みたいな威圧感です。
ツーデイズ両方とも演奏した『君とインドカレー』では、お店のセットが出てくるわ、彼氏役のマネキンがいるわ、インド人出てくるわ、コントっぽさ全開で、大いに盛り上がりました。
１日目はコレちゃんのステージアクションが浅草ロック座のストリッパー的な激しさだったんですが、２日目は鹿鳴館の淑女的な柔らかさになってて、心境の変化があったんでしょうか。こういう見比べができるのも、複数日を行く醍醐味ですね。
コレちゃんは相変わらずバンドメンバーと和気あいあいしてて、喋りの絡みが多いステージだったので、とってもポカポカな気持ちになりました。バンドは平常運転でいつも通りパワフル上手だし、いつまでもこの編成で突き進んでほしいと願っています。
ライブの最後に、次の会場が恵比寿リキッドルームになったことを発表。またしても渋谷区内！ となるとリキッドルーム制覇したら次はオーイーストか？ と勝手に期待してたら全然ちがったところになったのは別の話。
客層は若い女子が増えてきてて、おじさんカラーがだんだん薄まっていくのを実感。新しいファンがどんどん増えてるのはホントいいことだと思います。どこまでファン層が広がるかも楽しみです。
今回も『シュシュ』はやってくれませんでした。いつになったら生で聴けるんでしょうか。
【セットリスト】☆2017年12月14日（木）
【セットリスト】☆2017年12月15日（金）
