「ゾンビ大陸 アフリカン」と「セルビアン・フィルム」をハシゴ。
渋谷の異界シアターNで。
まずはゾンビ。アフリカ大陸のいたるところでゾンビがクネクネ、圧巻の光景でした。アフリカといえばサッカーのワールドカップが記憶に新しいところ。
ゾンビという存在は資本主義社会の生み出した鬼子といわれますが、21世紀に生きる先進国の私たちはいよいよアフリカに目をつけたわけです。我々の願望を悪夢に具現化したものとして、この映画は必然的に出現したといえる。
現在、単純労働の多くは中国で行われているけど、これからは工場の多くがアフリカに建てられる。アフリカのクロンボたちをジャガイモ1個でこき使う、新たな奴隷制度が幕を開ける。いずれ業を煮やして蜂起した黒人ゾンビの率いるゾンビ軍団がアメリカに牙をむく。そしてデニス・ホッパーはズッタズタに引き裂かれるのだ。ドキドキするではありませんか。
私たちは否応なくランド・オブ・ザ・デッドにどっぷり浸かっているのです。
続いてセルビア。東欧といえば暴力ですが、やはり飽くなき暴力ファッキン映画でした。昏睡ファック、死体ファック、新生児ファックに眼窩ファック、あまつさえ一親等ファックとファックの嵐。パツキンおっぱいが出てきてファッキンエクスタシー。すべての映画にパツキンおっぱいをファッキン義務づけたい。
惜しむらくはモザイクの雑なこと。昭和のビデ倫じゃあるまいし。
陰茎をきれいに象れるデジモという素晴らしい技術が日本にはあります。ソフト化する際は是非ご一考を。