恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

もの派の大親分・李禹煥の回顧展で「もののあはれ」に触れてみる

国立新美術館李禹煥」展を鑑賞。

 

野外展示の2作品だけが写真撮影オッケーの展覧会でした。

写真が見たい人は美術手帖のレポートにいっぱいあるので、雰囲気はそちらで味わうのが良いと思います。

 

音声ガイドは無料でした。スマホがあれば QR コードを読み取って聴けます。イヤホンを持ってるなら連れてったほうがいいです。

 

野外展示場のアーチ作品。

 

別角度からのアーチ作品。鉄の板と岩の組み合わせは、李禹煥の真骨頂ですね。

 

アーチ作品の周りには砂利が敷き詰めてありますが、ドアの前にあるのは砂利ではありませんでした。

 

砂利をプリントしたものを貼ってるだけでした。

 

拡大して見ても分かりづらいかもですが、右が「本物の砂利」、左上が「偽物の砂利」。

写真を撮れるところが全然ない展覧会なので、どうでもいいところを写すしかなかったのです。

 

ちなみに千代田線の乃木坂駅から美術館に入った人は、鑑賞後は美術館の表門のほうにも回ってください。中に入れる作品があるのです。

 

近くに係員の人がいるので、中に入っていいことを教えてくれます。

 

中に入るとこんな感じ。この作品は館外にあるので、チケットがなくても体験できちゃったりします。

 

李禹煥の美術館は直島にありますが、同じく直島のベネッセハウスに展示されている安田侃の作品が国立新美術館の近くで見られます。ミッドタウンの地下一階。

是非こちらの作品も帰りにどうぞ。

 

李禹煥」展
国立新美術館
2022年8月10日~11月7日
10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
東京都港区六本木7-22-2