国立新美術館で『DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに』を見ました。
毎年やってるドマーニ。
例年は若手芸術家を紹介する展覧会ですが、今年は「傷ついた風景の向こうに」をテーマとして、いろんな世代の作品を展示した構成となっています。
展覧会の冒頭を飾るのは、石内都。傷のある身体の写真。
米田知子の写真。歴史ある風景の現在。
左の写真は『道ーサイパン島在留邦人玉砕があった崖に続く道』、右の写真は『桜―靖国神社、東京』。
藤岡亜弥。広島の風景写真。
栗林慧と栗林隆の親子による共同作品。写真だなって思って間近で見るとザラザラしててるので絵画のよう。
写実画なのかなって思ったら、写真を和紙に印刷した作品だそう。
ネイチャー感の極み。
佐藤雅晴。風景動画の一部をアニメーション化した作品。いつまでも見ていたい感じ。
日高理恵子。岩絵具で描かれたモノクロ絵画。
宮永愛子の『景色のはじまり』。キンモクセイの葉っぱを集めて編まれた自然の絨毯。
接写すると葉脈の曼陀羅。
日本の傷をじわじわ味わえる展覧会でした。
最近はチェーンなお店巡りにハマってるので、夕飯は近くにあるデニーズへ。
チェーンなお店は、ロイヤルホストかサイゼリヤに限るなって思いました。