恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

オススメです!

単行本『ザ・シネマハスラー』を読んだ。
映画を一本一本、採り上げて評する本って、当然のことながら観てない映画のほうが断然多かったりする。そのため、いまいち乗れないことが多いんだけど、この本ではスラスラ読めたし、観てない映画の時評でもすっごく楽しめた。
思うに、すでに番組を何度も聴いてるので、読んでる最中、自動的に宇多丸の声が脳内に響いてるってのが、この本に乗れた理由かも。もちろんそんな即物的なことだけじゃなくて、宇多丸の論旨が極めて明確で中立ってのも理由としてはある。
それにしても。
カンフー・パンダ観てないや。くっそぅ。観たいなぁ。
惜しむらくは。
ラジオ「ザ・シネマハスラー」の前口上が好きです。例えば『エグザイル/絆』の回だと。

毎週サイコロで観に行く映画を決め、2009年はどんな名作と出会えるんだろう、そして、その何倍ものダメ映画と出会ってしまうんだろう、そう考えると、どこか楽しみな気もしてくるMの世界開眼型映画評論コーナー、ザ・シネマハスラーの時間です。

『誰も守ってくれない』では。

毎週サイコロで観に行く映画を決め、シネマハスラー的に当たり、と言う映画がこの世には確実に存在すること、そしてそういう映画に当たると俄然テンションが上がってビクンビクンしちゃうという当たり屋でありたい型映画評論コーナー、ザ・シネマハスラーの時間です。

この口上が単行本には収録されてないのがなぁ。と惜しんでみたものの、これはラジオで聴いてなんぼの口上だな、って引用してみて気づきました。
というわけで。
もっとたくさんの回を収録して欲しかったけど、これぐらいの分量だからこそいいんじゃね、このブログは文章を少なくて済むようにこのデザインなのになんだかんだで文章量が多いし、もっと推敲しろ、ダラダラしすぎ、そんなもっさい人たちに単行本『ザ・シネマハスラー』、オススメです!