恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

ニコニコ・ニコラ。

おフランスの映画「プチ・ニコラ」を観ましたざーます。恵比寿ガーデンシネマで。

恵比寿のガーデンシネマという映画館は、ちょうどいいなって思える映画館。
恵比寿の駅からはちょっと離れたガーデンプレイスにあるけど、駅からは動く歩道ですいすい行けるので、距離的には近すぎず遠すぎず、ちょうどいい。
スクリーンはふたつあって、どちらも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい。
館内は広すぎず狭すぎず、一階と中二階の1.5フロアーで成り立っており、これまたちょうどいい感じ。
客層といえば落ち着いた雰囲気の人たちが多く、やっぱりちょうどいい感じなのだ。
そんでもって、かかっている映画たちは、いつだって渋すぎず枯れすぎずのラインナップでちょうどいいのです。
あと、働いてるスタッフさんたち。この人たちがいつも着ている服は黒と白の横縞ユニフォーム。縞模様のユニフォームといえば思い出すのは処刑人さんや囚人さん、はたまた奴隷さん。素敵にサーヴァントなユニフォームは、ちょうどいいとかじゃないけど、なんだかとってもいいな。
以前、この映画館では「縞模様のパジャマの少年」をやってて、後味が実に味わい深すぎる素晴らしく味な映画だったんだけど、見終わったあとでスタッフさんたちのユニフォームを見たとき、なんだかとっても感慨深くなったのを、いま急激に思い出しました。まったくもってちょうどよくもない、どうでもいい閑話ですね。
ともかく。「プチ・ニコラ」は笑顔の絶えない映画でした。おしまい。