恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

写真は現実のみを写すにあらずんば虚無を得ず

東京都写真美術館本城直季 (un)real utopia を鑑賞しました。

 

本城直季は、被写界深度をコントロールしてミニチュアのような風景写真を撮る写真家です。

ネット上で作品を見たことはありましたが、ホンモノを見るのは初めて。写真をホンモノというのも変だけど。

現実だけど現実じゃない感じが、とてもおもしろかったです。

個別の感想は下記で。

写真撮影オッケーな展覧会です。

 

東京を鳥瞰で眺めるコーナー。

 

京都を高天原から眺める写真もありました。

 

見ろ!金閣寺が粒子のようですね。

 

宝塚歌劇団の舞台をドールハウスのように捉えた作品群。宝石箱のよう。

 

ミニミニな写真も可愛かったです。

 

展示されてる作品をいろいろ撮ってみて、だんだん疑問が芽生えてきました。

 

写真作品を写真で撮るのって意味があるのかどうなのか。

 

全部を撮らなくても良さそう。

 

好きなように撮れば良さそう。

 

刺激的な展覧会でした。

 

本城直季 (un)real utopia
東京都写真美術館
2022年3月19日~5月15日
10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス