~これまでの道程~
★1日目★
【1】ヒトシナヤ〜くつわ堂総本店
【2】うどん棒本店〜高松市立中央公園
【3】イサム・ノグチ庭園美術館
【4】こんぴらや〜遊〜鶴丸
★2日目★
【1】味庄〜めりけんや
【2】新造船あさひ~直島ホール~直島港ターミナル
今回の旅行は、西日本豪雨の4日後というタイミング。
直島においても豪雨の影響がありまして、家プロジェクトは『きんざ』を除いて全部回ったんですが、『護王神社』では地下に入ることができませんでした。
観光地化が加速する直島
家プロジェクトでガイドしてくれるスタッフさんが、今回はみんなユニフォームを着た方ばかりでした。
以前は、暇をもてあましまくってそうな地元のおやっさんたちが、普段着のまま自然体で、ざっくりガイドしてることもあったんですが。
『石橋』では、千住博の絵の前で、「千住の絵は手のひらサイズで300万円!」などと、あっけらんかんと説明したりとか。
そんな感じの身もふたもない、ざっくばらんなガイドが、直島のお上品なアートとコントラストを描いていて、かえって面白かったんです。
あのいい味を出してたおやっさんたちは、一体どこへ消えてしまったんでしょう。今回たまたま、お休みってだけならいいんですが。
それと、ひさしぶりに来て思ったのは、案内表示などがカッチリしてきました。
はじめて直島に訪れたときなんぞは、親切な案内板なんて、ろくすっぽなく、手探りで探検したのもいい思い出です。
以前のゆる~い感じを惜しみつつも、世界中から観光客がひっきりなしになったので、便利で親切になったのはとてもよいこと。
観光地というのは、こうやってどんどん整備化されて、スマートになってくんだなと思いました。
直島のバーとビーを実食
直島には平日に行くことが多いため、目当てのお店がやってないこと、しばしばです。
直島バーガーを出してる maimai も臨時休業などで、ずっと行けずじまいでしたが、今回やっと入れました。
念願の直島バーガーと、直島ビール(生姜麦ノ酒)を注文。
とっても暑い日だったので、なかで食べようとしましたが、先客の人たちが扇風機を独占してたので断念。パラソルもあるしってことで、外で食べました。
スムーズに行けない地中美術館
西日本豪雨による土砂崩れで、ベネッセハウス内の一部区間が通行できず。
地中美術館に行くのも通常のルートではなく、山中の道をクネクネ行きました。
地中美術館は、相変わらず素晴らしかった。
ここで鑑賞するモネの睡蓮は、ホント格別です。
正直、印象派はそんなに好きじゃなかったし、モネもそんな感じだったんですが、私のチンケな好き嫌いなんぞ、地中美術館という空間によって蹴散らされる一方です。
アートって、その作品を純粋に単体のみで評価することは難しく、その場の雰囲気や空気感まで含めて評価してしまうってことを、地中美術館に来ると強く気づかされます。