恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

2018年香川(高松・直島)旅行記:2日目【3】家プロジェクト~maimai~地中美術館

~これまでの道程~

★1日目★
【1】ヒトシナヤ〜くつわ堂総本店

【2】うどん棒本店〜高松市立中央公園
【3】イサム・ノグチ庭園美術館
【4】こんぴらや〜遊〜鶴丸
★2日目★
【1】味庄〜めりけんや
【2】新造船あさひ~直島ホール~直島港ターミナル

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今回の旅行は、西日本豪雨の4日後というタイミング。

直島においても豪雨の影響がありまして、家プロジェクトは『きんざ』を除いて全部回ったんですが、『護王神社』では地下に入ることができませんでした。 

 

観光地化が加速する直島

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家プロジェクトでガイドしてくれるスタッフさんが、今回はみんなユニフォームを着た方ばかりでした。

以前は、暇をもてあましまくってそうな地元のおやっさんたちが、普段着のまま自然体で、ざっくりガイドしてることもあったんですが。

石橋』では、千住博の絵の前で、「千住の絵は手のひらサイズで300万円!」などと、あっけらんかんと説明したりとか。

そんな感じの身もふたもない、ざっくばらんなガイドが、直島のお上品なアートとコントラストを描いていて、かえって面白かったんです。

あのいい味を出してたおやっさんたちは、一体どこへ消えてしまったんでしょう。今回たまたま、お休みってだけならいいんですが。

それと、ひさしぶりに来て思ったのは、案内表示などがカッチリしてきました。

はじめて直島に訪れたときなんぞは、親切な案内板なんて、ろくすっぽなく、手探りで探検したのもいい思い出です。

以前のゆる~い感じを惜しみつつも、世界中から観光客がひっきりなしになったので、便利で親切になったのはとてもよいこと。

観光地というのは、こうやってどんどん整備化されて、スマートになってくんだなと思いました。

 

直島のバーとビーを実食

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直島には平日に行くことが多いため、目当てのお店がやってないこと、しばしばです。

直島バーガーを出してる maimai も臨時休業などで、ずっと行けずじまいでしたが、今回やっと入れました。

念願の直島バーガーと、直島ビール(生姜麦ノ酒)を注文。

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とっても暑い日だったので、なかで食べようとしましたが、先客の人たちが扇風機を独占してたので断念。パラソルもあるしってことで、外で食べました。

 

スムーズに行けない地中美術館

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西日本豪雨による土砂崩れで、ベネッセハウス内の一部区間が通行できず。

地中美術館に行くのも通常のルートではなく、山中の道をクネクネ行きました。

地中美術館は、相変わらず素晴らしかった。

ここで鑑賞するモネの睡蓮は、ホント格別です。

正直、印象派はそんなに好きじゃなかったし、モネもそんな感じだったんですが、私のチンケな好き嫌いなんぞ、地中美術館という空間によって蹴散らされる一方です。

アートって、その作品を純粋に単体のみで評価することは難しく、その場の雰囲気や空気感まで含めて評価してしまうってことを、地中美術館に来ると強く気づかされます。

つづきます。