「黒く濁る村」を観ました。アジアの映画といえばここ、新宿はシネマスクエアとうきゅうで。次は台湾映画の「モンガに散る」をやるみたいです。
とくに何も起きない映画だったので途中で寝ましたが起きたらまだやっててびっくりしました。この内容で161分か……。ミステリとしては「操り」ものに分類できるので、とても好きな趣向ではあるんだけど、161分を引っ張るほどの謎がないっていうか、謎を謎として引っ張る気のない映画だし、最後のどんでん返し的なものも全然効いてこないので、ミステリ映画という喧伝はどうなのかなと思いましたけど、興行の人たちはお客さんを集めるために大変なんだろうなと思いました。
ところで。シネマスクエアとうきゅうがある場所は、新宿は歌舞伎町の奥まった一角。ここにあったコマ劇場やジョイシネマや東亜は閉館しちゃった。「ゼイラム」を観た映画館も確かこの辺だったけどかなり昔に閉館した。昭和の生き残りたちも随分と少なくなってきました。
