恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

香川(高松・直島)旅行記:初日【1】 ヒトシナヤ〜くつわ堂総本店

2泊3日の夏休み旅行で、香川県に行ってきました。
いちばんの目当ては、ひさしぶりの直島

直島への訪問は、3年ぶり4回目です。
香川県自体は、1年ぶり5回目。

朝食:ヒトシナヤ

早朝、羽田空港ヒトシナヤで朝食。メニューは、白粥と鮭膳のみ。
ここでは以前にお粥を食べたので、今回は鮭膳を注文しました。

鮭が、しっかりシャケシャケしてました。
ここのお店、10時半からはラーメンとドンブリものの提供も始まるので食べてみたいんですが、早朝しか空港を利用しないので、いつもありつけません。
食後、JAL高松空港へズドーン。バスで高松市内へズバーン。
さすがに5回も行ってるので、シームレスな移動をかましたったわ。
大体いつもはフェリーに乗るため、高松駅手前のJRホテルでバスを降りるのですが、今回は初日を高松で過ごすと決めてました。
なので、ホテル近くの兵庫町で降車。

休憩:くつわ堂総本店

宿に荷物を放りこんで、くつわ堂総本店へ。

香川は大らか』という、素晴らしいガイドブックがありまして、そこに掲載されてるお店です。

いま確認したら、この本の正式な書名は『BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの香川案内』だそう。
表紙で、おもっくそ「香川は大らか」って主張してたので、疑わずに書名だと思い込んでましたことよ。
くつわ堂総本店は、瓦せんべいで有名な和菓子屋さんなのですが、2階には喫茶店があるのです。
コーヒーとフルーツサンドを頼み、移動の疲れをかる〜く取りました。
店内の壁には、モンドリアンっぽさある版画が飾られています。

「MACANARI」とサインがあるので、ググってみたら、村井正誠という洋画家さんの作品らしい。
村井正誠記念美術館なる建物もあるんだそう。
たまたまなこともあるもんで、自分のうちから、そんな遠くもないけど近くもないかなっていう等々力という場所に、この美術館があることを知りました。
その美術館の設計は、どんなときも安藤忠雄への敵意を隠さない、隈研吾
隈研吾の書く文章は、文脈関係なく唐突に安藤忠雄ディスが始まることが多く、読んでてとってもアグレッシブです。
ともあれ、この美術館、東京に戻ったら行ってみたいです。
古く純粋な喫茶店という佇まいの場所で、偶然の出逢いがあり、旅の始まりからいい気分になりました。
つづきます。