恥とマスは掻き捨てナマステ

ヨーグルトが好きです。アートと映画と音楽と野球は、もっと好きなようです。

塔の上のラプンツェルの隣の座席の少女。

塔の上のラプンツェル」を観ました。豊洲で3D。

私の席の隣り。小学校三、四年生と思しき少女が座ったのですが。
その少女。アクションシーンでは座席からグイッと身を乗り出す。無数の灯籠が放たれるシーンでもググッと身を乗り出す。キスシーンでは身を乗り出すだけでなく、あろうことか口元を両手で覆い、全身を震わせるリアクション。
映画と全身で向き合い、映画を全身で受け止める少女の様子を見るにつけて、映画って本当にいいもんだなと思えるのです。
ちなみに「塔の上のラプンツェル」の原作はグリム童話『髪長姫』。主人公が夜ごとに王子様と体を重ね合わせる物語。もちろんディズニー映画なのでそんな素振りは微塵も見せないわけです。しかし。ラプンツェルが気絶させた盗賊フリン・ライダーを箪笥に何度も失敗しながら押し込もうとするシーン。性的だとは思いませんか? 私は揺るぎなく思いました。